塗膜剥離

塗膜剥離

塗膜剥離とは劣化した既存の塗膜をめくる作業です。躯体の保護、新しい塗装の耐久性の向上、滑らかな塗装を可能にします。

塗膜剥離の作業工程

■施工前

1.養生
塗膜剥離を行う前に養生をします。特に剥離剤は強力なので、ガラスサッシや防水、手すり、コンクリートなど、すべてのものに対して溶解、膨潤、腐食される可能性があるので、しっかりと露出している部分を隠す必要があります。
2.剥離剤塗布
剥離剤塗布には専用のローラーや刷毛を使用します。剥離剤は少しでも塗りがあまいと、塗膜をめくる事ができません。なので、適切な量を塗布していきます。まんべんなく塗布したら、少し時間を置き塗膜が浮いてくるのを待ちます。
3.スクレーパーによるケレン作業
塗膜が浮いてきたらスクレーパーを使い塗膜をめくっていきます。躯体が見えるまでめくります。躯体には傷がつかないよう適度な力加減でめくっていきます。
4.養生撤去・清掃
塗膜をめくり終えたら、養生の撤去、清掃です。めくった塗膜をきれいに掃除していきます。
5.高圧洗浄
最後に、高圧洗浄でボソボソに残った塗膜や剥離剤を綺麗に洗い流して完了です。

■施工後

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